エアコン付ヒートポンプ式温水床暖房『ホッとく~る』を新発売
ダイキン工業株式会社は、室内の暖房負荷に応じてエアコンと温水床暖房を連動させて運転制御することにより、高い省エネ性を実現したエアコン付温水床暖房『ホッとく~る』2機種を2012年12月3日より発売します。
エアコン付温水床暖房は、暖房立ち上げ時にエアコンですばやく効率的に部屋を暖め、室温の上昇に合わせて温度ムラが小さい床暖房で足元から暖める、省エネ性と快適性に優れた暖房システムです。
本商品は、室温上昇後もエアコン運転を停止せず、消費電力量を抑えながら床暖房との連動運転を継続する「新エアコン連動運転」機能を搭載しました。エアコンと同時運転することにより、低い温水温度で効率的な床暖房が可能となり、業界トップクラスの暖房COP4.5を達成しました。
【商品の特長】
1. 省エネ「新エアコン連動運転」で消費電力量を約15%削減※2
暖房立ち上げ時にエアコン主体ですばやく室温を上げた後、床暖房主体で足元から温度ムラなく部屋を暖め、十分に部屋が暖まると、床暖房の温水温度をこれまでの40℃から約35℃まで下げながらエアコンと連動して室温を調節する「新エアコン連動運転」を搭載しました。
これにより、床暖房単独運転と比較して消費電力量を約15%削減※2し、業界トップクラスの暖房COP4.5※1を達成しました。また、床暖房とエアコンの連動運転により、室内全体が快適範囲に達するまでの時間は、床暖房単独運転時に比べて1/2以下※3に短縮することができました。
2. 快適性を損なわずに空調・換気の年間消費電力量を約30%削減※4
新築戸建住宅に増えているワイドリビング向けに、4.0kWクラス(床暖房6~16畳)と5.6kWクラス(床暖房6~22畳)の室外機をラインアップし、最大22畳※4の広さまで対応します。エアコン室内機は、壁掛形フィルター自動お掃除や天井埋込カセット形シングルフローなどの2.2kW~5.6kW※5まで7タイプ31機種※6の中から、部屋のタイプやインテリアに合わせて選択することが可能です。
また、床暖房とエアコンを1台の室外機で運転することができるため、室外機の設置スペースに制約がある集合住宅にも適しています。
3. ニーズに応じて、1つのリモコンで最大4ゾーン※7の床暖房制御に対応
LDKのワイドリビングでは、リビングを2ゾーン、ダイニングを1ゾーン、キッチンを1ゾーンとして4つのゾーンに分け、複数のリモコンを設置することなく1つのリモコンでゾーン毎の運転制御ができます。また、複数のゾーンを一括停止操作することで、床暖房の消し忘れを防止することができます。
詳しい内容につきましては、エアコン専門の 「明邦空調」 までお問い合わせください。